医療訴訟
少し前に「白い巨塔」というドラマが放映されていましたがご存知ですか?これは医療裁判を扱ったドラマとしてヒットしましたよね。 このドラマの題材になった医療裁判。これは現実の世界でも起きている事で、決してドラマの中だけの出来事ではありません。 医療裁判は平成8年度には575件だったのが平成16年度には1110件と年々増えていました。 ドラマが放映されたのが平成15年ですから、ドラマの影響も少なからずあるのかも知れませんね。 しかし、実際の医療裁判はドラマで描かれていた通り、過酷なものです。 医療裁判とは言え、医療を題材にしているだけで、通常の裁判と変わりはありませんから、原告・被告共に大きな労力を要します。 しかも医療裁判は他の裁判に比べて長期間に渡り審議がなされます。 一般の民事裁判の平均審理時間は8.4ヶ月ですが医療裁判の平均審理時間は37ヶ月というデータもあります。 これは医療においての過失の審理やそういった審理のために鑑定人を選定し鑑定結果から裁判を進めたりといった高度な議論に発展するからという側面もあるでしょう。 そうした労力を抑えるために、医療裁判は約50%において和解と言う結末を迎えています。 和解は一般的には病院がある程度の過失を認め、原告が求めた賠償額の一部を支払うと言った様相を呈しています。 和解する事のメリットはやはり裁判の長期化による体力や経済力の疲弊の回避が第一に挙げられます。
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